「白色彗星帝国の逆襲」は、そろそろ最終章となるのですが、終わりが見えてきたところで、まだ早いのですが、次回作の構想を、何となく思いついて来ているので、ここに書き残しておきます。
 すぐに次を書くかは、今は分かりませんけど。
 
新作案1 大ウルップ連合編(復活篇モチーフ)
二年後――。
天の川銀河を大混乱に陥れたガトランティス戦争を経て、その際に宇宙基地ギャラクシーを失った古代たちは、代わりにかつての中立地帯、惑星アマールの月を新たな拠点として使用することが認められた。
戦争の爪痕は重く、ガトランティスの脅威が無くなった後も、銀河系は混迷の時代へと突入していた。
そして、弱体化したガルマン帝国やボラー連邦の間に、複数の星間国家が誕生していた。中でも、新たな連合国家、大ウルップ連合は、領土を広げる野心を持って、国境線で小競り合いが起こしていた。
この混乱を正常化させるため、銀河連盟が設立され、地球連邦もこれに加盟して、各国と共同で平和維持軍として活動を始めていた。
しかし、大ウルップ連合の影には、銀河の平和を揺るがそうとする、謎の勢力の存在が見え隠れしていた。

 
新作案2 地球内乱編(大使の憂鬱2)
三年後――。
地球では、ガルマン帝国とボラー連邦とも和平を結び、各国の大使館が設けられていた。
しかし、地球では、人々の意見の対立が深刻化し、内乱が起きようとしていた。防衛軍情報部の星名、そして空間騎兵隊の斉藤、科学技術省長官となった真田は、引退した藤堂長官と共に、極秘にこれらの勢力を操る何者かの存在の内偵を行い、国家転覆を狙う謎の組織との戦いが始まった。


新作案3 ガミラス連邦編(新作案2のガミラス編)
五年後――。
前回の選挙で、マゼラン銀河の国々の自治権を認めた連邦国家構想を提唱し、ガミラス連邦初代大統領となったローレン・バレルは、その二期目の政権を終えようとしていた。
この五年の間に、同胞たるガルマン帝国、そしてボラー連邦との間にも和平を結び、各国の大使館がガミラスに設けられた。そして、地球連邦も大使館を設立するに当たり、古代は大使の護衛任務で、小規模の艦隊を率いてガミラスに駐留していた。
しかし、平和的な外交が活発に行われる影で、ガミラスを脅かそうと、暗躍する者たちがいた。
古代は、地球駐在大使の任を解かれたランハルトと共に、この難問に立ち向かう。



こんな感じですが、どうかなあ……?